linkのロゴ

menu

close

プレスリリース

2025.09.11

シリーズBで総額11.3億円の資金調達を完了

累計調達金額は約15.4億円に到達!
介護×テクノロジー領域でのプレゼンスをさらに拡大

 イチロウ株式会社は、シリーズBラウンドにおいて、株式会社ファストトラックイニシアティブ、Aflac Ventures Japan株式会社、MPower Partners Fund L.P.、Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合(通称:Earthshotファンド)、株式会社Cygames Capital、、三井住友海上キャピタル株式会社、明治安田未来共創投資事業有限責任組合(以下、「明治安田未来共創ファンド」)、One Capital株式会社を引受先とした第三者割当増資、日本政策金融公庫による借入にて、合計約11.3億円の資金調達を実施しました。これにより当社の累計調達額は約15.4億円に達しました。高齢化に伴い拡大し続ける介護市場において、イチロウはさらなる成長とイノベーションを加速してまいります。

■資金調達の背景と目的

 イチロウは、急速に拡大する介護市場において、介護×テクノロジーによる業界課題の解決を目指し、介護サービスの発展に取り組んでまいりました。
 昨年11月には、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に対して発行される国際認証「B corp」を取得し、「社会貢献」と「利益追求」の両立を掲げ、社会的価値の創出を重視した経営を推進しています。今年2月には、経済産業省と連携のもと「介護関連サービス事業協会」を設立し、当社は代表理事として、自社サービスの発展のみならず、持続可能な介護サービスの推進と業界全体の未来づくりを牽引しております。
 このたび、当社は自社サービスのさらなる拡大と、業界への貢献を加速するため、シリーズBラウンドで総額11.3億円の資金調達を実施いたしました。本調達資金は、介護業務支援システムの開発強化、専門人材の採用、全国展開に向けた市場開拓に活用してまいります。

■資金の使途と今後の展望

今回の資金調達により、以下の重点分野を強化する予定です。
・サービス基盤(オペレーション構築・システム開発):利用者体験向上、介護士・看護師を中心とした働き手の就労環境の向上、介護業務支援システムの開発・高度化を推進
・マーケティング:認知拡大や広告運用の最適化、介護士登録者数の向上を推進
・人材採用:エンジニアや介護・看護領域の専門人材採用を加速し、開発・運営体制を強化
・新サービス・ビジネス開発: 全国の事業者との連携を拡大し、地域に根ざした持続可能な介護サービスの提供や新規プロダクトを開発

■本出資に関する各社のコメント

本ラウンドのリード投資家

株式会社ファストトラックイニシアティブ ベンチャーキャピタリスト 加藤 尚吾様
 このたび、介護の新しい循環(めぐり)を創り出すイチロウ社にリード投資家として参画できることを、大変光栄に感じております。介護が深刻な社会課題として指摘される中でイチロウ社に出会い、直感的に「これこそが日本の介護課題を解決へ導く突破口になり得る」と感じ、電流が走るような衝撃を受けたのを今でも覚えております。介護を必要とされる方々を支え、同時に介護に携わる方々が正当に報われる社会の実現に向けて、FTIとして継続的な支援を行ってまいります。

新規出資社
■イチロウ株式会社 代表取締役 水野友喜 よりコメント

 今回の資金調達の実現にあたり、お客様、既存・新規投資家の皆様、弊社メンバー、イチロウを応援してくださった皆様に感謝申し上げます。
 現在、国家財政が厳しい状況の中で介護保険制度を軸とした日本の介護はとても厳しい環境に置かれています。その上で、制度の維持、人手不足の解消、サービス品質の向上など、極めて難しい問題に取り組む必要があります。
 当社が掲げるミッションである「誰もが幸せな最期を迎えられる社会」を実現すべく、厳しい環境の中でもテクノロジーの力を活用する新しい介護の在り方を目指していきます。今回の資金調達を背景に、祖業である「オーダーメイド介護サービス」を軸に、介護に関わる様々な社会課題を解消するために新しいチャレンジをしていきます。引き続き、当社の挑戦にご期待ください。

Recruit

リクルート